修正案
国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案に対する修正案
2019年04月25日
修正対象 | 修正案 | 関係資料 | 関係資料② | 提出年月日 | 審議情報 |
第193回国会閣法第54号 | 修正案 | 要綱 | 新旧 | 平29.6.16 | 審議情報 |
あの獣医学部や竹中平蔵さんでおなじみ。
お友達によるお友達のための商売拡大法案。
(政府の概要説明)
国家戦略特別区域は、我が国の経済成長を妨げる岩盤規制に改革の突破口を開き、
世界一ビジネスしやすい都市の形成等を目指し、既得権益の突破を掲げる。
(政府案・問題点)
40年来の親友に獣医学部を作らせた、と話題になったあの法律。
他にも本法では、外国人家事人材が解禁、まずは東京都、神奈川県、大阪市で解禁され、6社が事業認定を受けたがその中にはパソナ(社長・竹中平蔵氏)も。
他にも兵庫県養父市で企業による農業参入の解禁、
認定業者にはオリックス(取締役・竹中平蔵氏)
竹中平蔵氏は国家戦略特別区域諮問会議の有識者議員。
お仲間のビジネスチャンスを拡げるために使われている疑い。
(さらに問題点)
・国家戦略特別区域の指定にかかわる諮問会議に、
規制緩和によりビジネスチャンスを得るような人物が、
公然と参加することが認められており、利益相反防止の実効性が担保されていない。
・諮問会議の議員については、
大臣も有識者も規制緩和推進派ばかりで慎重派が一人もいない。
・規制を所管する大臣が諮問会議の構成員から除外されている。
・諮問会議の議事録公開が④年経過後とされているなど情報公開が不十分であり、
透明性が確保されていない
・規制緩和の影響を直接受け、国民、住民が本来持つべき権利が侵害されるおそれがあっても、国民、住民が区域計画に対して直接意見を表明する機会は与えられていない。
(山本太郎の修正案)
・区域計画に定められた特定事業が、
特定の者が特別の利益を得ることとなるものであると認められる場合には、
区域計画の認定をしてはならないようにする
・区域計画の認定の申請があった場合、国民、住民や第三者の視点を入れるため、
広く国民の意見を求めるようにする
・諮問会議の有識者議員は、利害関係のある議案について、
その議事に加わることができないようにする
・外国人の権利利益の擁護の在り方についてしっかりとした法整備ができるまで、
特区における農業支援外国人の受入れはしない。
この時の山本太郎の国会質問はこちらから。
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