国会活動
2018.2.1 予算委員会-質疑「委員会紛糾!総理も意見が一致?!」
2018年02月15日
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○山本太郎君 自由党共同代表、山本太郎です。社民との会派、希望の会を代表して御質問いたします。
パネル、配付資料、両方です。一です。(資料提示)
総理、このパネルと同じ資料一の男性、御存じですか。であれば、お名前を教えていただきたいんですが。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) テレビのニュース等で知っております。
○山本太郎君 お名前は御存じ上げないと、存じ上げないと。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) つまり、テレビ等から名前も知っております。
○山本太郎君 お名前ください。この方の。
○委員長(金子原二郎君) もう一回、もう一回質問してください。(発言する者あり)もう一回、もう一回質問してください、趣旨が分からないから。
○山本太郎君 この方の名前、御存じだったら教えてくださいって質問をしました。どうぞ。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 名前は籠池さんだと思います。
○山本太郎君 昨年三月二十三日開かれた証人喚問、その後、誰かの発言で、誰かの発言がその中で、衆参院の中で偽証罪に問われるということありましたか。
○事務総長(郷原悟君) お答えいたします。
偽証罪に問われたことはございません。偽証罪に問われたことはございません。籠池さんですよね。
○山本太郎君 聞いたんですけど。だから、前に開かれた証人喚問あったじゃないですか。その後、誰かの発言が衆参で偽証罪に問われるようなことがあったんですかってことをお聞きしています。
○事務総長(郷原悟君) 籠池証人につきましては、予算委員会で御招致されましたが、その後、予算委員会の理事会等で偽証罪の告発等の御協議があったとは承知しておりません。
○衆議院参事(矢尾板丈明君) 衆議院の状況につきましてお答えいたします。
平成二十九年十一月二十八日の衆議院予算委員会におきまして、希望の党・無所属クラブの後藤祐一委員から籠池証人について告発するかしないか委員会での議論を求める発言がありまして、河村委員長から理事間で協議する旨を発言しております。その後の協議状況につきましては、事務方として承知しておりません。
以上でございます。
○山本太郎君 さきの証人喚問において偽証罪に問われるようなことはなかったということですよね、結局ね。はい。つまり、籠池証人の発言にも虚偽はなかったと言えるんじゃないかなと思うんですよ。
資料の二、籠池さんの証人喚問での御発言。その中で安倍総理と奥様、当事者として登場する部分にラインが引いてあるんですけれども、総理、当事者として、赤線部分をお読み願えますか。
○委員長(金子原二郎君) ちょっと質問の中身がよく分かりづらいので、はっきりと落ち着いて言ってください。もう一回。答弁者が答弁しにくいですから。どうぞ、山本君。
○山本太郎君 八分しかない中でゆっくりしゃべれって、無理な話ですよ。
はい、もう一回言いますね。赤線が引いてあります資料の二、あなたのことが書かれているんです。代読してください。(発言する者あり)
○委員長(金子原二郎君) 速記を止めてください。
〔速記中止〕
○委員長(金子原二郎君) 速記を起こしてください。
山本太郎君、質問につきましては、落ち着いてゆっくりと分かりやすくお願いいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。中身がよく分からないと答弁もしにくいんですから。
○山本太郎君 おかしいじゃないですか。(発言する者あり)ちょっと待ってください。おかしいはおまえだって、やめてもらえません。(発言する者あり)
○委員長(金子原二郎君) 静粛に。
山本太郎君。(発言する者あり)御静粛にしてください。
山本太郎君。山本君。
○山本太郎君 資料の二、議事録です。
じゃ、事務総長、赤線部分を読んでいただいて結構です。読んでいただけますか。お願いします。(発言する者あり)
○委員長(金子原二郎君) 速記を止めてください。
〔速記中止〕
○委員長(金子原二郎君) 速記を起こしてください。
○山本太郎君 事務総長、資料の二、議事録の中身を、赤線引いてあるところを読んでもらえますか。(発言する者あり)
○委員長(金子原二郎君) 速記を止めてください。
〔速記中止〕
○委員長(金子原二郎君) 速記を起こしてください。
郷原さん、お願いします。答弁してください。
○事務総長(郷原悟君) 会議録を読ませていただきます。
そして、その九月五日、昭恵夫人は、講演の控室として利用していただいた園長室で、私との対面していただいたとき、同行していたお付きの方に席を外すようにおっしゃった後、私と二人っきりの状態で、一人でさせて済みません、どうぞ、安倍晋三からですというふうにおっしゃって、寄附金として封筒に入った百万円を下さいました。昭恵夫人は全く覚えていないとおっしゃっているようですが、私たちは大変名誉な話なので鮮明に覚えております。
○山本太郎君 籠池さんのこの発言は事実であり、現金百万円を籠池氏に渡すよう安倍昭恵夫人に総理が直接指示したという理解でいいんですか。総理、いかがでしょう。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) もうこれは昨年何回も、相当の回数答弁させていただいておりますが、そんな事実はございません。
○山本太郎君 なるほど、事実と違うと。つまり、籠池さんが偽証を行ったという理解でいいですか、総理。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私はそのように考えておりますし、籠池氏自体が、私、いや、妻から寄附していただいた百万円を返すといって私の自宅に来られたことがあります。これをこうかざしたんですが、よく見ると、これは九十八万円は何か白い紙だったんですね。じゃ、百万円じゃなくて二万円だったのかなと、彼が言いたいことはですね、ということもございましたし、例えば安倍晋三小学校ということで申請したというのも、これ真っ赤なうそだったわけですね、ということであります。
○山本太郎君 まあ、るるお話しいただきましたけれども、二人の証言食い違っているんですよね、つまり、籠池さんと総理、どちらかの発言が真実ではないと。
で、証人喚問をやると、自民党側の理由、きっかけ、何でしたっけ。この百万円の話でしたよ、総理を侮辱していると。それまでスルーし続けた証人喚問を開いたんですよ、それをきっかけに。
なぜ、そのきっかけ、放置されるんですか。発言の内容が事実と違うのであれば、偽証かどうか徹底的に検証する必要ありますよ。総理も先ほど言われました。自分も偽証だと思うというふうに言われたじゃないですか。
じゃ、どうして徹底検証がされないのかって話なんです。一方の当事者のみ引っ張り出し、もう片方の当事者は呼ばない、こんな不公平、不公平なんてあり得ないですよね、普通に考えて。片方だけの話、代わりに総理が答える、本人じゃないじゃないですか。
委員長、安倍昭恵総理夫人の証人喚問を要求します。
○委員長(金子原二郎君) 理事会で協議します。
○山本太郎君 総理大臣夫人という立場性を使い、国有地をただ同然で差し上げるきっかけ、その橋渡しなどをつくったと疑われる人物が、何の説明もすることなく、毎日をエンジョイ、通常運転に戻っている一方で、現在、籠池氏と奥様は半年以上にもわたり窓もない独房で長期間拘束され続けているようです。(発言する者あり)
○委員長(金子原二郎君) 静粛に。
○山本太郎君 総理御自身が、これ、念のために聞くんですよ、総理御自身が口封じのために長期勾留を指示したなんて、ありませんよね。(発言する者あり)
○委員長(金子原二郎君) 速記を止めてください。
〔速記中止〕
○委員長(金子原二郎君) 速記を起こしてください。
ただいまの山本君の発言につきましては、議事録を精査の上、後刻理事会で協議することといたします。
○山本太郎君 分からないから聞いているんです。
加えて、籠池御夫妻は家族や友人との接見も禁止されている。非人道的な扱いが続いていることが分かる記事が資料の三。
外務省、マンデラ・ルールズ、教えてください。
○政府参考人(鈴木哲君) お答えいたします。
マンデラ・ルールズとは、正式には国連被拘禁者処遇最低基準規則のことでございます。被拘禁者の処遇に関して、一九五七年に国連経済社会理事会で採択された最低基準規則を改正したものでございます。二〇一五年十二月十七日に国連総会決議で採択されております。
この規則は、居住設備、医療、規律及び懲罰などの被拘禁者の処遇並びに施設の管理に関し規定しております。近年の矯正医学の進歩、あるいは良い事例を反映する方向で改正が行われたものでございます。
なお、この規則は、国連総会決議により採択された規則であって、法的拘束力のある国際約束ではなく、被拘禁者の処遇に際して実施するよう努力すべき内容をまとめるものと承知しております。
○山本太郎君 確認です。マンデラ・ルールは、国連総会で日本は賛成したんですよね。いかがです。
○政府参考人(鈴木哲君) この決議は、投票に付されず、コンセンサスで採択されております。
○山本太郎君 で、日本の立場は。
○政府参考人(鈴木哲君) コンセンサスに反対するということはせず、この成立をそのまま支持したということでございます。
○山本太郎君 支持したということですよ。
外務省、資料の四に条文があります。全て読んでください。
○政府参考人(鈴木哲君) 国連被拘禁者処遇最低基準規則(ネルソン・マンデラ・ルールズ)、外部との接触、規則五十八、一、被拘禁者は、必要な監督の下、定期的に家族及び友人と、以下の方法により連絡を取ることを許されなければならない。(a)文通、利用可能な場合は遠距離通信、電子、デジタル及び他の手段、及び(b)訪問を受けること。
○山本太郎君 総理、どんな嫌疑が掛けられた人であっても、勾留中の人権は守られるべきだと思われますよね。いかがでしょう。総理です。
○国務大臣(上川陽子君) 今委員から御指摘がございましたマンデラ・ルールズということでございます。国際的な合意によって決められているということでございます。
この規則につきましては法的拘束力はないということでございますが、この充足のために努力すべき国際的な基準としての意味を持つものでございます。そして、その趣旨をできる限り尊重して実際の運用に当たっているところでございます。
○山本太郎君 私、上川大臣は尊敬しているんですけれども、その答弁に関しては、日本の人質司法という部分を少し無視されるような形になっちゃうのは、それは官僚答弁だからかとも思いますが、総理御自身は、やはりどんな嫌疑が掛けられていても勾留中の人権は守られるべきだと、一政治家としても総理大臣としてもそう思いませんか。いかがでしょう。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 人権が守られるのは当然のことであろうと思います。
○山本太郎君 籠池さんであってもということですよね。いかがですか。
○国務大臣(上川陽子君) ただいま委員から御指摘がございました。現在公判係属中の個別の事案ということでございまして、私も法務大臣として所感を述べるということはできません。
また、被疑者の勾留決定や被告人の保釈の許可、不許可の決定でありますが、この勾留や保釈の要件に照らして裁判所において判断される事柄でございます。したがいまして、これについても法務大臣として所感を述べることは差し控えなければならない案件ということでございます。
○山本太郎君 最低基準なんですよ、これ。世界的規則なんですよ。法的拘束力はないと言いながらも日本側はその基準に賛成をしたわけですよね。だとするならば、この非人道的な扱いがなされているというような拘禁に対してはしっかりとメスを入れていただきたいと思います。
続いて、総理の大好きなお話に話題を移りたいと思います。
アベノミクスによって国民の生活は豊かになった、総理おっしゃいますが、豊かだと言える根拠を教えてください。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本経済、現在間違いなく改善をしていると思っております。五年間にわたりますアベノミクスの推進によりまして、名目GDP、過去最大の五百四十九兆円に今達しております。実質成長率、これは七四半期連続のプラス成長でありまして、企業収益も過去最高の七十五兆円を記録しております。
また、国民生活に密接に関わります雇用、所得につきましても、直近の有効求人倍率一・五九倍と、一九七〇年代前半以来四十年ぶりの高水準となり、賃金につきましても、中小企業を含めて二%程度の高い賃上げが四年連続で実現するなど、雇用・所得環境、これが改善して、経済の好循環、これが実現しつつあると考えております。
また、地域別の景況感、これを見てみましても、日銀短観で申し上げますと、全ての地域で景況感、良いが悪いを上回っておりまして、二〇〇〇年代半ばの景気回復期と比べても、地域によるばらつきも少なくなってきております。
雇用についても、各地域共に少子高齢化を背景に生産年齢人口が減少しているのにもかかわらず、就業者数は全ての地域で増加をいたしております。
○山本太郎君 話題の大臣に答えていただいたのは有り難いんですけれども、総理がやはり、かなり今この日本国中にこの好景気というのが行き渡っている、そのような声、よく聞きますか。総理、いかがでしょう。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 政治の果たすべき役割においては、一番大切なことの一つはやっぱり働きたい人が働くことができるという社会ではないでしょうか。あるいは、高校や大学を卒業して就職できる。これ、就職できない、就職氷河期がありましたね。そうしますと、なかなか、日本は新卒者を採用するという仕組みがありますから、これなかなか再就職の機会がなかったのは、しかし、こういう仕組みを私たちは変えようとしておりますが、昨年の四月に高校、大学を卒業した若い皆さんの就職率は過去最高の水準になっております。
そして、では、全国津々浦々に行っているかどうかということでありますが、有効求人倍率については初めて四十七全ての都道府県で一倍を超えているところでございまして、また正社員についても、これ、これも史上初めてこれは一倍を超えたわけでございます。
そこで、国民生活にとってこの雇用が、大切な雇用は大きく改善をしているわけでございますし、また生活意識について様々な世論調査がある中で、平成二十九年の内閣府の調査によれば、現在の生活に満足していると答えた者の割合は七三・九%、これ過去最高となっております。そして、所得・収入面で満足と回答した者の割合も、平成八年以来二十一年ぶりに不満を上回っており、この実感が更に広がっていくように取り組んでいきたいと思います。
○山本太郎君 今、最後に挙げられた総理の調査の数字、それ、内閣府の調査ですよね、国民生活に関する世論調査。これ、都合のいいところだけつままれたら困るんです。なぜならば、その調査で前年度よりも生活が向上していると答えたのはたった六・六%なんです。前年と同じようなものと答えたのは七八・四%。満足していると答えた人の多くに、自分がどんなに頑張っても今より良くなる状況ではないから満足するしかないということが読み取れる調査なんですよ。間違いないですよ。しっかり読んでくださいよ。一番いい項目だけ選ばないでください。
総理もお認めになりました就職氷河期、これ、どんな状況から生まれましたっけ。消費税増税です、消費税増税ですよ。九七年以降どうなりました、日本の経済、そして人々の暮らしは。それを生み出したの誰でしたっけ。御党でございますよ。
その先行きたいと思います。
加えて、一つ資料を見ていただきたいです、日銀の調べ。これを見てどう思われますか。生活費以外の金はない、そういった貯蓄ゼロ、日銀の調べでこのようなことになっている。民主党政権との比較を御覧になって、総理の御所見、お伺いしたいです。
○国務大臣(茂木敏充君) いろんな形の比較というのはできると思っております。
この図につきまして初めて拝見しましたので確認はできない部分あるわけでありますが、確かに、二十代、三十代、例えば消費性向がなかなか上がらない、こういう問題もありまして、現在、我々、人づくり革命、こういった中で子育て世代の負担を減らしていく、こういったことにもしっかり今取り組んでいきたいと思っております。
もちろん改善している指標もありますが、それぞれの指標が改善して、実際に地域地域で、また各世帯で景気回復の実感、更に持てるように全力で取り組んでいきたいと思っております。
○山本太郎君 総理、少子化で国難なんですよね。いかがです。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) それは、もう何回も申し上げているとおりであります。
○山本太郎君 この日銀の調査を見て、二十代、三十代、四十代、貯蓄ゼロが民主党時代よりもここまで悪化しているということに対して、少子化が困難だって、どの口が言っているんですかって自分で思いませんか。
○国務大臣(茂木敏充君) 確かに、現在の日本、少子高齢化という最大の壁に今直面をしております。同時に、経済実態、これは良くなってきているわけでありますが、潜在成長率、これを引き上げていくということが最大の課題だと思っております。
そういった観点から、人づくり革命、さらには生産性革命、全力で取り組まさせていただきたい、そのために、昨年の十二月八日に新しい経済政策パッケージ、取りまとめまして、これを実施をしてまいりたいと考えております。
○山本太郎君 総理は。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) この示しておられる資料、まあ、急に出されたものでありますから、まだこの分析をする必要があるんだろうと、こう思いますが。
先ほど、消費税を上げて就職氷河期ということをおっしゃっていましたが、安倍政権においても、これ三%引き上げたわけでありますが、就職氷河期は起こっていない、むしろですね、むしろ就職率は上がっているわけでありまして、これ、まさに私たちの、以前の政策とは違う政策をやっていることによる成果だろうと、このように思っております。
○山本太郎君 就職増えたその理由、まあ、仕事が増えたことはいいですよ。でも、その処遇どうなんですかって。長時間労働で低賃金という方向に行っているじゃないですか。ちょっとは上がったとしても、でも、好景気をうたうほど好景気なのかって、今。全然誰もそんなこと思っていませんよ。バブル世代、どうですか。あのときよりも今景気いいように感じますか。一握りの人たちだけですよ、ねえ。当然ですよ。(発言する者あり)はじけるんだよと言っていますけど、この先はじける可能性あるということを多々言われている。あなたとしゃべるために来ているんじゃないよ。やじ要員で来る人は静かにしていていただきたい。もう二分しかないんです。
お聞きしたいんですよ。消費税を上げたら当然消費冷え込みますよ、全ての部門が、消費に関わる。経済拡大と言いながら、消費税増税によって冷え込ましている、一体何がやりたいんですかという話なんですよ。
今、デフレのときにしかできない経済活動、経済的な施策、何がありますかね。異次元の金融緩和、私、これ支持しています。でも、一つ足りない。インフレにならない理由は何か。これ、財政出動をもっと多くしてくださいよという話なんですよ。ここを救わなきゃ、誰を救うんですか。少子高齢化、国難なんでしょう。いかがでしょう。
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 山本委員とやっとちょっと意見が合うところが出てきたんですが、財政の重要性、ですから、まさに三本の矢でありまして、確かに、消費税を上げるということは国民の皆様から税金として国が集めるわけであります。その中で、やはり財政の必要性ということがあるわけでありまして、ですから、我々、消費税を上げる際には財政の出動をしたわけでございます。適切に我々も判断をしていきたいと、こう考えているところでございますし、基本的に私たちが進めている政策によって国民の総所得は六十兆円増えてきているわけでございますし、名目GDPも過去最高の五百四十九兆円になったわけでございまして、しっかりと政策を状況を注視しながら進めていきたいと、こう思っております。
○山本太郎君 いつも名目、名目と、実質ではどうなんだという話ですよ。小泉・竹中時代から、日本の雇用ぶっ壊されて、労働者を部品みたいに使えるような状況がどんどん加速していっている。そこに好景気が来たって、労働者においしい思いというのが滴り落ちてくるわけないじゃないですか。これ、労働のこの改悪というのはこの先も進めていくおつもりなんでしょうか。過労死その他いろんな問題があったにもかかわらず、ここにはフォーカスせず、より長時間労働が可能になるような状況を生み出すなんてあり得ませんよ。
○委員長(金子原二郎君) 時間が来ております。
○山本太郎君 締めくくり総括に譲りたいと思います。
ありがとうございます。
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